キャバクラ派遣で引き抜き勧誘されたらどうしたらよいの?ってナイトワーク経験の無い女の子は戸惑ってしまいます。
キャバクラ業界で引き抜き行為はタブーなので大きなトラブルになりかねません。
引き抜きの話が来た時は、軽々しく考えずに慎重に考えましょう。
引き抜きをしたスカウトマンが襲われた「スカウト狩り」やキャバクラの引き抜きが原因で「ヤクザが発砲した事件」も実際に起きています。
キャバクラ派遣でも引き抜きってされるの?
キャバクラ派遣は引き抜き交渉をされる事が多いです!
キャバクラ派遣で働いていると「うちの店で働いてくれない?」とキャバクラ店から声をかけられる事があります。
キャバクラ派遣の女の子は自由退会だから引き抜きしても大丈夫!とそそのかしてくるお店があります。
また、キャバクラ派遣の女の子はナイトワーク経験が浅い子が多いので、引き抜き交渉に応じてしまう子が多いの事実です。
キャバクラ業界で引き抜き行為はご法度ですから、声をかけられてた時は慎重に対応しましょう。
キャバクラ派遣は自由退会制なので、いつ辞めても問題ないのですが、引き抜き行為に対しては厳しく対応する会社が多いです。
キャバクラ業界で「引き抜き」はご法度!
キャバクラ派遣は自由退会なのに何で「引き抜き行為」に対して厳しいのでしょうか?
それは、ナイトワークのルールで引き抜き行為がご法度だからです。
キャバクラやクラブなどの夜の業界では、業種やエリアに関係なく、引き抜き行為は絶対タブーです。
このルールはキャバクラ派遣でも同じなので、お店が派遣会社に登録している女の子に声をかける行為もマナー違反になります。
キャバ嬢は大切な財産だから
では何で引き抜きがご法度なのかというと、キャバクラ業界にとって「女の子は商品であり大切な財産」だからです。
女の子の頑張り次第でキャバクラ店の売上が左右されるほど、キャバ嬢には大きな影響力や価値があります。
その大切な財産を泥棒する行為が「引く抜き行為」なので、ナイトワーク業界では昔から引き抜き行為に対して厳しく追及する風潮があります。
在籍だけでなくキャバクラ派遣会社にとっても女の子は大切な財産なので、自由退会だとしても引き抜きは許さない会社が多いです。
悪質な引き抜き行為の手口を紹介
キャバクラ業界ではタブーの「引き抜き行為」の手口を紹介したいと思います。
引く抜き行為の中でも特に有名な3つのパターンなので覚えておきましょう。
飲み抜き
飲み抜きとは、客のふりをしてキャバクラに飲みに行って女の子を引き抜く事です。
お客様のふりをしていれば、女の子は接客せざるえないので引き抜きしやすい環境が出来上がります。
キャバクラで、お金を払えば引き抜きしても良いわけではありませんので、客の立場を利用したズルいやり口です。
キャバクラの入り口に「同業者お断り」と入店制限する看板を見た事あると思いますが、これは飲み抜きを警戒しているからです。
派遣オーダー抜き
キャバクラ派遣に女の子をオーダーして引き抜くやり口です。
派遣された女の子にとって派遣先はお客様に当たるので、悪い印象にならないように頑張ります。
先程の飲み抜きと同じで、客の立場を利用して声をかけるズルいやり口です。
派遣オーダーをして女の子と接点を持ち入店させる。このような行為は派遣会社に対するマナー違反なのでトラブルの元です。
派遣はお店を信用して派遣をし続けるわけですから、お店側も引き抜きをしてはいけないのは暗黙の了解です。
求人で女の子が来ないようなお店でも派遣会社にオーダーすれば必ず女の子と接点を持つことが出来ます。
最初から引き抜き目的でオーダーをするキャバクラ店も実在しています。
路上スカウト
路上スカウトは、最も有名な引き抜き行為ですが、迷惑防止条例で違法です。
- 帰宅経路を把握して待ち伏せしている
- 派遣会社やお店の近くで狙い撃ちする
などストーカーに近い行動をしているので要注意です。
軽い気持ちで話を聞いてしまうと、しつこく付きまとわれることがあります。
派遣キャバ嬢を引き抜く目的は?
派遣キャバ嬢を引き抜くお店は、求人で女の子を集める事ができないお店が多いです。
または経営に余裕が無くて求人を出していない、どんな手を使ってでも女の子を在籍させたいお店が派遣から引き抜きをします。
派遣会社に指名すれば毎日のように同じ女の子をオーダーする事が可能ですし、専属指名をすれば他の店舗に派遣せず独占する事も可能です。
このように、派遣を通じて同じ女の子を取り続ける仕組みがあるのに、引き抜くのはなんででしょうか?
派遣手数料を支払いたくないから
派遣の女の子を依頼する時にお店は、女の子の時給+派遣手数料を支払います。
派遣手数料は3000円程度、または女の子の時給1時間分が相場です。
女の子の報酬は人件費として支払うけど、派遣手数料は払いたくないという気持ちから引き抜きをかけます。
実にわがままな理由なのですが、経営がギリギリで女の子も少ないお店は切羽詰まって引き抜き交渉をすることがあります。
在籍にしたほうが教育が出来て扱いやすいから
専属派遣でもお店に来てくれるのですが、在籍にこだわる理由は、教育を徹底したいからです。
派遣に所属の状態だと全額日払いで自由出勤なので嫌な事があればすぐに他のお店に移籍できます。
しかし、在籍になるとすぐに退店できなくなるので女の子を管理しやすくなります。
そのうえ、ノルマや罰金もあるのでお客様を集客させる教育もしやすくなります。
専属派遣で無く在籍にこだわるお店はこのように考えています。
キャバクラ派遣嬢を引き抜く誘い方は?
派遣オーダー抜きをするお店の引き抜きの手口を紹介します。
まず前提にあるのが、派遣嬢にとってオーダーしてくれるお店はお客さんだという事です。
お客さんの話は無下にできませんし、機嫌を損ねるような態度は取りにくい状況にあります。
専属指名にして仲良くなる
一番引き抜きを進めやすいのが、専属指名をして毎日働いてもらい仲良くなることです。
黒服だけが仲良くなるわけでは無く、お店の女の子・ボーイさん・お客様・まで含めて仲良くなれば楽しく働ける環境になります。
この環境は女の子にとっても良い環境なので移籍が悪いわけではありませんが、引き抜きをしない約束は破られるのでトラブルになりやすいです。
さりげなく連絡先を交換する
派遣嬢とお店のスタッフの連絡先交換は原則禁止です。
派遣嬢はお店のスタッフやお客様も含めて連絡先交換をしてはいけません。
しかし、良くしてくれるお店側から仕方ない理由で連絡先を聞かれるとついつい教えてしまいます。
例えば、「今度、指名してくれるお客様の来店予定があるから決まったら連絡するね」と女の子にとってプラスになる話し方でさりげなく連絡先を聞きだします。
従業員名簿に記入が必要と言う理由でリスト化されているケースもあります。
法律的にキャバクラで働く女の子は派遣であれ従業員名簿を作る必要があるので仕方ない事なのですが、そこに書いた連絡先から勧誘してくるお店もあるので気を付けましょう。
お客さんに協力してもらって指名してもらう
常連のお客様に指名してもらって引き抜き勧誘する巧妙なやり方もあります。
派遣嬢もお客様から指名されると嬉しくて連絡先を交換してしまいます。
その後、引き抜き交渉が行われる事は多いのでコチラも気を付けましょう。
キャバクラから「引き抜き交渉」されたらどうしたらいい?
キャバクラから引き抜き交渉をされたらどうしたら良いか説明します。
引き抜きで入店してしまうと大きなトラブルになる事があります。
そうならない為にも、次の3つの事を覚えておきましょう。
連絡先の交換をしない事
絶対に安心できる方法は、連絡先交換をしない事です。
連絡先交換をしなければ引き抜きに繋がりにくいので、これさえ守っていれば問題ありません。
即決せずに信用できる派遣会社に相談
もし、引き抜きの話をされた時は派遣会社に相談してみましょう。
時給交渉して在籍店を紹介してくれるはずです。
キャバクラ派遣会社は女の子の退会に引き止める事はしないので、親身になって相談してくれます。
最終的には女の子の判断で決定する
結局は女の子の意思が一番尊重されます。
女の子が在籍で頑張りたいのであれば、派遣会社も応援してくれます。
しっかり相談したうえで最終的には自分の気持ちで決めましょう。
ただし、引き抜きにならないように円満に進める事が大切です。