スナックのママに向いている人には共通する才能（能力）が備わっています。
スナックは、ママの性格や人間性がお店の運営に影響しやすい業種です。
スナックの内装、女の子のタイプ、客層に至るまでママの考え方が反映します。
スナックはママ次第でカラーが決まると言っても過言ではありません。
それぐらい重要なポジションの、スナックのママに向いている人には必ず備わっている5つの能力があります。
スナックのママは女の子の育成から経理まで幅広くこなす必要がありますが、今回は中洲派遣ティアラがお客様に対する接客面に特化して5つの能力を解説したいと思います。
明るく楽しく会話が出来る人
スナックは大人数で利用するお客様が多いので、1対1の会話より大人数でも盛り上げられる話術が求められます。
大人数に対しての接客の基本は、「大きな声で明るく楽しく会話が出来る」事が必須です。
小さな声でおしとやかに話すより、大きな声で元気よく会話ができる女性の方がスナックのママに向いています。
またスナックに来るお客様の中には、初めて飲み屋に来るビギナーも多いので、話題を自分から提供できる能力も大切です。
スナックはカラオケを歌いながら飲む様なイメージが強いかもしれませんが、接客力のあるお店ではカラオケが無くても盛り上がっています。
お友達や家族が集まって話す時に、自然と話題の中心になっている様な方はスナックのママに向いています。
小さなことは気にしない
スナックには意地悪を言うお客様もいらっしゃいます。
意地悪を言うお客様は、ホステスさんをからかって楽しんでいるだけなので、笑い飛ばして冗談にしまう女性の方がスナックのママに向いています。
飲みなれているお客様ほど、女の子に意地悪な事を言ってからかったりすることを覚えておきましょう。
お客様のいたずらを真に受けて、「すいません」と、しょんぼりしてしまうと暗い雰囲気になりお客様も気まずくなってしまいますね。
お客様からお叱りを受けた時も、意地悪を言われた時も、笑顔でケロッとしていればお客様もリラックスして応援してくれるようになります。
小さなことを気にしてしまう繊細な女性より、「何とかなるさ！」で接客を楽しむことができる女性がスナックのママに向いています。
場の空気を読む事が出来る人
スナックの接客は、場の空気を読む能力がとても重要です。
- 取引先との接待で利用している場合は、相手のお客様が喜ぶ接客をしなくてはいけません
- 落ち込んでいて弱音を吐きたい気分のお客様には、寄り添って聞き上手にならなくてはいけません
- 同僚とバカ騒ぎしたいお客様には、一緒にバカ騒ぎで盛り上げなくてはいけません
このように、お客様がスナックに来店する目的は様々です。
同じお客様でも来店目的は日々変わるので、その時の雰囲気を読み取る力が必要です。
マシンガントークで盛り上げる事ばかりを考えずに、空気を読む事の方がスナックのママにとって重要です。
細やかな気配りが出来る方
お店で気持ちよく過ごしてもらう為に細やかな気配りは欠かせません。
お客様が飲んでいるグラスが空になる前におかわりを作ってあげなくてはいけませんし、タバコの吸い殻が溜まれば灰皿交換もしないといけません。
このようなテーブル上の気配りは最低限当たり前で、お店で働いているホステス全員で気配りが出来るお店にしないといけません。
スナックのママに求められるのは、お店全体に行き届くぐらいの心配りや気配りです。
トイレの清掃やお花の活け込み、チャームや季節のフルーツなど、細部にわたって気が付く事が出来る能力がある女性はスナックのママに向いています。
お客様が話したいと思うような人生経験が豊富な人
スナックへ来るお客様は、会社では上司の立場の方が多いです。
会社では管理職なので、人から怒られることなど無い立場ですが、そんな人ほど大きなプレッシャーを抱えているものです。
お客様の会社とスナックで規模感は違いますが、スナックのママも経営者です。
会社の重役と同じような悩みや苦しみを味わっているはずです。
お仕事でミスをして凹んでいるお客様に対して、話を聞いてなだめるだけでは無く、喝を入れてあげるぐらいパワーがある方はスナックのママに向いています。
失敗も成功も人生経験豊富な方がママになると沢山のお客様が相談に来られます。
色恋を求めて通うばかりがスナックではありません。
スナックは、飲んで騒いで前向きな気持ちにリセットして送り出してあげる事が出来る場所です。
若くてキレイな外観だけでは無く、年齢と苦労を重ねないと話せない事もあります。
スナックのママは、お客様の友達でもあり、母親でもあり、上司にもなれるような人生経験が豊富な方が向いています。
スナックのママに向いている人のまとめ
スナックのママと言えば、お酒が強くてカラオケが上手なイメージを持っている方が多いと思います。
確かにお酒が飲めて歌が上手いホステスはお客様から喜ばれるのですが、ママにとっては差ほど必要な能力ではありません。
お酒やカラオケはホステスさんに任せてしまってもお店は上手く回ります。
スナックのママになる為には、お酒や歌の様な表面的な事よりも、気配りが出来て雰囲気を作り出すことが出来る内面的な魅力が必要です。
スナック店の雰囲気はママの人間性そのものなので、アットホームなママが運営するスナックはフレンドリーな客層になります。
働く女の子も優しくてフレンドリーな子が集まりますので不思議なものです。
ママの人柄がお店のカラーになるスナックは、とても不思議で魅力的な業種だと思います。
