クラブのママが怖い理由は、昔の教育がエグすぎるから

クラブのママは怖い!という印象を強持っている方が多くいらっしゃるようです。

全てのクラブのママが怖いという訳ではありませんし、近年のママは包容力があって頼りになる優しい方がママに選ばれています。

昔かたぎのママさんは、女の子に対して厳しい教育をする方もいますので「怖い」と誤解を招いているのかもしれません。

クラブのママの事を怖いと感じる理由は、ママ自身が若い時に受けて来た「昔のクラブの教育方法」に問題があると思います。

キャバクラ派遣サービスの中洲派遣ティアラが、クラブのママが怖い理由を掘り下げて解説していきます。

 

クラブのママが怖いのは昔の教育方法がエグイから!

クラブのママが怖い理由は、昔のホステス教育方法がエグすぎたからです。

今の時代よりホステスの風当たりが厳しい時代に働いていた訳ですから、先輩ホステスも気合が入った女性が多かったようです。

ホステスの指導も厳しく怖い環境だったので、そこで鍛えられたクラブのママさんも必然的に怖くなりがちです。

そんな厳しい環境の中で勝ち残って来た方が現在のママさんになっています。

クラブのママが若い頃にどのような教育だったか紹介したいと思います。

話すか、飲むか、させるかのホステス教育

昔のホステスさんの教育には「話すか、飲むか、させるか」のどれかをお客様に提供しなさい!という言葉があります。

この言葉は、お客様との会話が弾まない女の子に向けて言われる言葉です。

要はお客様とトークが出来ないなら、お酒を飲まないと役に立たないよ。

お酒も飲めないなら、SEXしないとあなたには価値が無いですよ。という嫌味です。

昭和のホステスの間ではこの教えは浸透していたので、ナイトワーク界には気合が入ったホステスさんしか残れない厳しさがありました。

令和の今となっては、先輩ホステスさんからこのような事を言われるとパワハラになるでしょうね。

ホステスは自分のお給料の3倍売り上げて当たり前

昔のホステスさんは自分が貰うお給料の3倍売り上げて当たり前。という教育でした。

今の時代はお給料の3倍も売り上げていたら、確実に昇給対象ですから昔のホステスさんは売上に対しての感覚も厳しめです。

3倍の売上が上げれないホステスさんはお店からの評価も低いので、みんなお客様管理をキッチリ頑張っていました。

クラブはキャバクラと違い指名が入れば売上を貰えるような制度ではありませんので、自分の成績に反映されるまでの下積み期間が必要です。

ホステスになりたてでお客様を持っていない女性は、お姉さんのアフターや同伴に付き合う事で可愛がられる努力をしていました。

ホステスのお給料が高い理由は身だしなみを整える為

ホステスのお給料が高い理由は自分を着飾る為の経費が含まれているもの。という教えでした。

売れているキャバ嬢はお金があるから、自分の好きな服を自由に買えて着飾っているイメージが強いと思いますが、実は逆です。

キャバクラやクラブで売れたいなら身銭を切ってでも着飾りなさい!という考え方が正解です。

昔は特にその意識が強く、ホステスとして高時給を貰ってるんだから身だしなみにお金をかけるのは当然!という認識でした。

その為、ヘアセットをしていない、新しいドレスやアクセサリーを買わないようなホステスはミーティングで追及されてました。

厳しいのは美に対してお給料を投資しない事だけでは無く出勤姿まで徹底されていました。

  • ホステスが自転車に乗って出勤する行為
  • ホステスがジーンズ姿などカジュアルな服装で出勤

高級クラブではこのような行動は、お店の品位に係るため禁止しており、発覚すると罰金や厳重注意をされていました。

高いセット料金の格式高いクラブのホステスが、ジーパン姿でママチャリに乗っていてはお客様が興ざめするから。という教えです。

「ホステスは夢を与えるお仕事」という教えが徹底されていました。

 

ママが若い頃に体験した怖い指導とは?

今でこそ立派なママになっている方も、駆け出しの頃は先輩ホステスから怖い教育を受けて鍛えられていました。

クラブのママは、「今のホステスの働き方は甘くて、昔の指導は厳しかった!」と口を揃えて言います。

ママさんは若い時にどんな怖い指導教育を受けて来たのか?解説したいと思います。

仕事は見て覚えなさい。が当たり前で放置される

昔のホステスは「お仕事は見て覚える」が当たり前だったので、細かく教えてくれる事は少なかったです。

ホステスは、空気を読む感覚的なお仕事なので、具体的に教えて上げれる事が少ないのでは?と言う良い解釈では無く、新人は挨拶しても無視されるなんて当たり前の世界でした。

先輩からの風当たりが強い中で学ばないといけないので、お客様よりも、先輩に可愛がられることがスタートラインでした。

挨拶を無視されたぐらいで落ち込む様なホステスは「根性がない」と言われ生き残れない業界でした。

ボトルのお酒を濃く飲まされ鍛えられる

お客様との会話が上手に出来ていないと先輩ホステスから水割りを濃く作られて無言の圧力をかけられます。

「話せないなら飲め」という教えを接客中に実行されるので、上手く話せないホステスは酔っぱらってしまい、そのままお持ち帰りなんてこともありました。

こんな職場環境なので、お酒が飲めない女の子がキャバ嬢をしているのはレアケースでした。

お酒が飲めないならホステス辞めろ!という風潮がとても強かった時代です。

お客様との同伴アフターは強制

お客様を持っていない新人ホステスは、先輩の同伴やアフターに付き合う事で居場所を確立するしかありませんでした。

それを良い事に先輩ホステスからアフターだけを任される事も多かったようです。

アフターは、お客様より先に帰る事は許されませんでしたので、早朝になっても徹底的に付き合わないといけなのが昔のアフターでした。

クラブのママが怖くても信じて頑張ってみよう

クラブママの事を怖いと感じても、教育熱心なママなら信じて頑張ってみましょう。

ナイトワークを始めたばかりの女の子はママを怖いと感じやすいですが、実際は優しい方がほとんどですし、ママが言ってることは正しい事ばかりです。

稼げるホステスになりたいおのであれば、ママから教えてもらう事は大きな財産だと考えましょう。

ナイトワークを始めたばかりの女の子は次の5つをママに教えてもらいましょう。

  1. ホステスとしての美しい身だしなみ
  2. 接客やお食事の礼儀作法
  3. 会社やお客様に宛てるお手紙の書き方
  4. テーブルでの会話の進め方
  5. しつこく誘ってくるお客様のいなし方

クラブのママは、ママになるまでに沢山の辛い経験をしていますので、女の子の気持ちも人一倍気が付いてくれます。

「クラブのママは怖い」という先入観を捨てて素直な気持ちで向き合ってみてください。

自分が厳しい教育を受けてきた分、女の子思いで優しい方ばかりですよ。

きたむら わたる
中洲のキャバクラ派遣ティアラの社長。 女の子とお店の双方をつなぎ合わせる事に喜びを感じているお店探しの専門家。



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