どこのキャバクラでも頻繁に起きているクレームがあります。
キャバクラでクレームを1番最初に言われるのは、「接客しているキャバ嬢」さんです。
キャバ嬢さんがクレームを把握して対処しなくてはいけません。1番最初にクレームを言われるのでヒートアップしているケースもあります。
この記事を読んで、「どのようなクレームが多く起きるのか？」キャバクラで起きやすいクレームの種類を事前に把握しておきましょう。
キャバクラで怒っているお客様は女の子に対してだけではありません。むしろキャバクラクレームで多いのは「お店の対応」に対するクレームです。
キャバクラで頻繁に起きるクレームと対処法
キャバクラではお店がミスをしてお客様を怒らせてしまっても、受け止めるのは接客しているキャバ嬢の仕事です。
まず1番目にクレームを言われるのが「キャバ嬢」なのでお客様を逆なでしない様に、クレームの知識を付けて準備をしておきましょう。
ここで紹介するクレームはキャバクラで最も多く起きるクレームです。
女の子が足りない（席につかない）クレーム
キャバクラで最も多いクレームで、女の子の数が足りないときに言われます。
高いセット料金を支払って飲みに来ているキャバクラの場合は、お客様の数に対して女の子を1対1で付けるマンツーマン接客が基本です。
お店が欲張って女の子が足りていないにも拘らずお客様を入店させてしまうとクレームにつながります。
女の子には全く非が無い事なので「私に言われても困ります」と思いやすいのですが、お客様の気持ちを最優先で女の子が対応しなくてはいけません。
クレームを言われた場合は、女の子がしっかり謝りましょう。
まずは、クレームを言われた女の子がお店を代表して謝らなくてはいけません。
「私にはかんけいないんだけどなぁ」と思う気持ちはわかりますが、お客様の立場に立って考えると接客している女の子に伝えるのは当然です。
まずは謝罪をして、店長さんをテーブルに呼びましょう。そして「席に女の子を付けて欲しい」とお客様の気持ちを代弁して伝えてください。
しかし、店内が忙しく女の子が足りていないときは全体的に回っていないはずです。
おそらくマンツーマンになるまで時間がかかりますので、2人分頑張って接客するしかありません。
指名している女の子が来ないクレーム
このクレームはヘルプの女の子がお客様から言われます。
- 来店してから30分以上経過しているのに指名の女の子が席につかない
- お祝いでシャンパンはテーブルに来ているのに主役の女の子が席につかない
このような状況の時にクレームが多く、明らかにお店側の配席（つけまわし）の問題です。
忙しくてバタバタしている時に起きやすいので、一旦クレームが出始めると全テーブルで同じクレームが出ている可能性が高いです。
このような時もまずはクレームを言われた女の子が謝ります。状況によっては自分が別のテーブルに入って本指名と交代してもらわなくては厳しいケースもあると思います。
お客様の顔色を見て正確に判断してください。
大変な作業ですが、女の子の数以上にお客様を入れてしまった時点で、チェックが入らない限り改善しない問題なので腹をくくって頑張りましょう。
仮にこのクレームでお客様が大激怒しても女の子は悪くありません。しかし、ヘルプとしてできる限り頑張りましょう。
チェックの時に料金を間違えて請求しているクレーム
キャバクラはお酒を飲んで弾みがつくと大盤振る舞いするお客様もいらっしゃいます。
しかし、大盤振る舞いしていても過剰請求は大問題になります。
キャバクラには、故意に高額を吹っかける悪質な「ぼったくり店」もありますので悪い印象は避けなくてはいけません。
故意でなくても料金の過剰請求は「ぼったくり」です。
料金トラブルの時はエスカレートする可能性が高いので女の子は間に入らないほうが良いです。
料金系クレームの場合は、女の子は下がってお店の責任者に全て任せましょう。
- もしかしたらお客様のお金が足りないだけの場合は、女の子が隣にいる事によって恥をかかせてしまいます。
- 警察が来て長丁場になる可能性がありますので次の接客に専念しないと他のテーブルにも悪影響が出ます。
お客様から料金でクレームを言われたら「すぐに確認します。」といって責任者を呼びます。
そしてテーブルを離れましょう。問題が解決して円満な場合はお見送り時に戻れば良いです。
そのまま解決しなかった場合は、営業後にお店の責任者から原因を聞いて、翌日お客様に連絡しましょう。
案内所から聞いている話と違う！クレーム
キャバクラに新規で来店するお客様の流れで「案内所」からの紹介があります。
「案内所」とは、ナイトワークのお店を活性化させるために、いろんなお店を紹介している場所なのですが、新規のお客様を獲得しやすくするために割引特典を付けてご案内する事があります。
例えば、新規3名様を案内所経由でキャバクラに紹介する場合は、通常のセット料金より2000円割引してご案内する。というようなものです。
他にも、飲み放題のボトルをサービスする。延長料金を無料にする。などキャバクラ店と案内所で事前に取り決めをしています。
その内容を間違えて案内所がご案内してきた時はクレームにつながります。
コチラのクレームも料金系のクレームなのでお店の責任者に任せて、女の子は接客に専念しましょう。
キャバクラで起きるクレームとキャバ嬢の正しい対処法まとめ
キャバクラに来るお客様は女の子の前でいいかっこする目的で来ていますので女の子にクレームを言う時は不味い状況です。
お客様が起こっているのには理由がありますので、仮に自分がクレームの原因では無くても、しっかりと受け止めてあげましょう。
そして、クレームが出た時にやらなくてはいけない「女の子の役目」は３つしかありません。次の３つを覚えておきましょう。
- お客様にお店のスタッフとしてしっかり謝る事
- 迅速にクレームに対して報告を上げる事
- 接客でクレームを緩和させれるように努力する事
そして、料金系のクレームの場合はお店の責任者に丸投げしたほうが良いです。女の子は料金のトラブルにタッチしてはいけません。