今からキャバクラで働きたいと思っている女の子は、まず「テーブルマナー」を覚えましょう。
キャバクラ業界で作法はとても大切なので、ナイトワーク初心者の女の子でも最低限の作法は覚えておく必要があります。
この記事では、キャバ嬢初日でも「これだけ覚えておけば大丈夫！」という基本的なテーブルマナーを紹介します。
テーブルマナーは社会人として覚えておいて損はありませんので、キャバ嬢ではない方も役に立つ内容です。
この記事の最後に、キャバクラ店の雰囲気やテーブルマナーの動きが簡単にわかる動画も用意しています。（実質4分で完全にマスター出来ます）
※2分地点～6分地点までの間の4分間で「キャバクラテーブルマナーの全てが理解できる」動画です！
お客様のテーブルに入る時の挨拶の仕方
キャバクラのお仕事は第一印象を良くすることで売上が大きく向上します。
お客様の席に入る瞬間で女の子の印象が決まってしまいますので、「挨拶」はとても大切なポイントです。
キャバ嬢がテーブルに入る時の注意点
テーブルに入る時は、お客様の会話が中断しないタイミングで入るように心がけましょう。
- テーブルに入る時に注意しなくてはいけない事は、笑顔で全てのお客様に挨拶をする事です！第一印象はとても大切です。
- 女の子が追加で入って来る時は会話の流れをスムーズにするために、新しく入って来た女の子の名前をお客様に紹介してあげましょう。
キャバクラによってテーブルに入る時の挨拶方法が違います
お店によってテーブルに入る時の挨拶方法が違います。
接客する前に、どのタイプの挨拶をしているか？店長さんに確認しましょう。
- 立ったまま会釈して客席に入るスタンドスタイル
- しゃがんで挨拶するダウンサービス
キャバクラやクラブの挨拶は、この２つのどちらかだと思いますので、どちらも覚えておきましょう。
※この記事、最後の動画でも紹介しています。
キャバクラで接客中の姿勢（座り方）について
女の子の座り方は次の３つの事を意識してキレイに座ります。
- 背もたれに寄りかからず
- 背筋を伸ばして
- イスに浅く座りましょう
ハンカチやポーチは膝に置きます。
待機中も接客中と同じ姿勢で過ごしましょう。
フロアで待機する場合は、待機姿勢がお客様の視界に入りますので特に気を付けましょう。
キャバ嬢が絶対にしてはいけないダメな座り方
キャバ嬢がしてはいけない、ダメな座り方をお伝えします。
- 携帯をあつかう
- 私語が多い
- 居眠り
- 足を組む
コチラの４つは即減給になってしまうダメな座り方です。
接客中、待機中共に上記の内容はNGです。絶対にしないように気を付けてください。
キャバクラの「おしぼり」について説明
キャバクラでの「おしぼり」は、お手拭きになるのでキレイにたたんで常にお客様の手元に置いておきます。
手を拭いて、おしぼりが汚れたら細かく交換をしてあげましょう。高級店ほど惜しみなく交換します。
キャバクラおしぼりの種類と呼び方
キャバクラで使われるおしぼりは3種類あります。
次の3種類のおしぼりの名前と意味を覚えておきましょう。
あつしぼ
熱い（温かい）おしぼりの略語です。一般的なおしぼりでホットウォーマーに入っているおしぼりです。
冬場は基本的に温かいおしぼりを渡しますので「あつしぼ」と呼ばなくても「おしぼりください」で大丈夫です。
つめしぼ
冷たいおしぼりの略語です。夏場は冷たいおしぼりをお渡しするお店もありますが、基本的に冷たいおしぼりは注文しないともらえません。
汗をかいて暑がっているお客様がいたら「つめしぼ」を頼んであげましょう。
かわしぼ
「かわしぼ」は乾いたおしぼりの略語です。水割りをこぼしてしまった時などテーブルを拭く時に使います。
かわしぼは、ダスタークロスでは間に合わない量の水分をこぼしてしまった時に追加の台ふきとして使いますので、お客様に渡すことはあまり無いと思います。
お店によっては雨の日にお客様のスーツを拭く為に渡すお店もありますが、雨に濡れたスーツを拭く場合はおしぼりよりタオルの方が良いと思います。
水割りの作り方を覚えましょう
ナイトワークがはじめての女の子は、水割りが上手に作れるか心配で緊張する女の子が多いようですが、超簡単です！
家でジュースを飲む時と何も変わりませんので緊張せずにチャレンジしてみてください。
「水割りを作る場所」に置いてあるものを覚えましょう
キャバクラの水割りを作る場所には、テーブルで使うものが全て固めて置いてあります。
簡単に覚えられるものばかりなので説明するまでもないかもしれませんが初心者の為に記載します。
マドラー
アイス（氷）と一緒に置いてあります。
水割りを混ぜる時に使う棒のことです。
アイス
氷の事です。氷がたくさん入った容器がテーブルに置いてあります。
ココから氷を取ってグラスに入れていきます。
空になったらボーイさんに注文すれば満タンのアイスと交換してくれます。
トング
氷を掴むための道具です。
グラスに氷を入れる時に使います。
マドラーと同様にアイスの中に入っています。
コースター
お客様のグラスの下に引く為の物です。
女の子にコースターは使いませんのでお客様だけに使用してください。
ゲストグラス
サイズが大きいグラスでお客様（ゲスト）用のグラスの事です。
女の子がこのグラスで飲むと怒られますので気を付けましょう。
レディースグラス
ゲストグラスより一回りサイズが小さめのグラスが置いてあります。
コチラは女の子（レディース）用のグラスで、水割りを飲むときに使います。
ミネラル
お水です。「ミネ」と略して呼ばれることが多いです。
ペットボトル、水割り用のポンプ、ビン、とお店によって入れ物が違います。
ダスタークロス
テーブルを拭く時の台ふきも置いてあります。
「台ふきを丸めてコップに差し込んだ状態」で置いてある事が多いです。
灰皿
灰皿は、ステンレス製の物もあれば、陶器のお店もあります。
大体、4個ぐらい重ねて置いてあります。
水割りをつくる時の一連動作
- まず、コースターをお客様の手元に置きましょう。
- ゲストグラス（お客様グラス）にアイス（氷）をたっぷり入れます。
- マドラーで軽く氷だけを回します（急いでいる時は、省略しても構いません）
- お酒を指一本分程度注ぎます
- ミネ（お水）を注いでマドラーでかき混ぜます
- 「お待たせしました」とコースターの上に置きます
簡単に言えば、3項目です！とても簡単です！
- 氷を入れて
- お酒を入れて
- お水で割ってかき混ぜるだけ
水割りを作る時の注意点
- お湯割りの時は順番が逆になります！お湯を入れてからお酒の順です。
- 1杯目は、お客様同士が乾杯をするのでスピーディーに頑張りましょう
- お酒は濃いより薄目が良いです。濃く作ってしまった時は別のグラスに逃がしましょう。次の一杯を作る時に使います。捨ててはだめです！
- ボトルやミネラルはテーブルの端に置かないようにしましょう。席を立つときに洋服に引っ掛けて倒れてしまいます。
- ボトルのラベルはお客様に見える様に置きましょう
特に大切な2つだけを絞り込みます。
- お客様のお酒は捨てない事
- ボトルはテーブルの真ん中に置きラベルを見える様に置きましょう
これだけです！あまり難しく考えずに笑顔を第一に接客してください。
最初は、わからなくて当たり前なので失敗しても気にしなくて良いです！
キャバクラで乾杯をする時のマナー
乾杯をする時はグラスの高さに気を付けなくてはいけません。
- グラスを合わせる時は、お客様のグラスが上で、女の子のグラスは下にしましょう。
- 乾杯が届かない距離に座っているお客様にはグラスを顔の高さにあげて笑顔で会釈しましょう。
ライターやマッチのつけ方
ライターもマッチも手を添えて両手で火をつけてあげましょう。
火をつける時はお客様の顔の近くで火をつけるのではなく、自分の体の近くで火をつけてからタバコまで運びましょう。
マッチをこする時は、自分側にこするのがマナーです。万が一、火の粉が飛んだ時でもお客様に飛ばないように考えての配慮です。
最近は電子タバコのお客様が多いので火をつける機会は減りましたが練習しておきましょう。
キャバ嬢が「灰皿交換」するタイミングと交換方法
灰皿は基本的に汚れていたら交換します。（タバコの吸い殻は2本まで、チャームの袋など使いにくそうなら早めに変えましょう）
タバコ1本でも変えて良いです。常にキレイにしておくことが大切です。
灰皿交換は3ステップで覚えましょう。
- キレイな灰皿を、汚い灰皿の上に重ねて、灰が飛ばないようにフタをします
- 重ねたまま、テーブルの端に移動させて片づけます
- 新しい灰皿をお客様の前に出して、交換完了です
キャバクラのテーブルマナーの全てがわかる動画
最後に、文字ではわかりにくいと思いますので、実際のキャバクラ店で撮影したテーブルマナー動画を準備しました。
キャバ嬢がお客様の席に「入る時～抜けるまで」の流れに沿って説明されていますので、未経験の女の子でも働いている雰囲気をイメージしながらテーブルマナーを覚える事ができます。
テーブルマナーだけを観たい女の子は動画開始2分地点～6分地点までの4分間をご覧ください。
