キャバ嬢として活躍するあなたにとって、お客様との「同伴」は、売上を左右する重要な業務の一つです。
「せっかく同伴するなら、お客様との関係性を深めて、指名に繋げたい!」
そう思っている方も多いのではないでしょうか?
しかし、残念ながら同伴の回数を重ねるうちに、最初のドキドキ感や新鮮さが薄れてしまい、マンネリ化してしまうこともありますよね。
「どうしたら、お客様を飽きさせずに、また会いたい!と思ってもらえるんだろう?」
この記事では、そんなあなたの悩みを解決するために、キャバ嬢が知っておくべき「正しい同伴の進め方」を徹底解説します。売上アップに繋がる同伴のコツを掴んで、お客様をドキドキさせ続けましょう!
同伴とは?基本的な定義と種類
「同伴」という言葉はキャバクラの世界でよく使われますが、具体的にどのような意味を持つのか、詳しく知らない方もいるかもしれません。ここでは、同伴の基本的な定義と、その種類について解説します。
同伴の定義
同伴とは、お客様がお店に来店する前に、キャバ嬢と食事や遊びなどを共にすることです。お店が始まる前に一緒に時間を過ごすことで、お客様との親密度を高め、より楽しい時間を共有することを目的としています。
同伴の種類
同伴には、大きく分けて以下の種類があります。
- 店前同伴: お店の開店前に、お店の近くで待ち合わせをして、一緒に食事をしたり、買い物をしたりする同伴です。
- 本同伴: お客様がお店に来店する前に、キャバ嬢の自宅や待ち合わせ場所から、お店とは別の場所(レストラン、バー、遊園地など)で時間を過ごす同伴です。
同伴の種類によって、お客様との関係性や、お店での過ごし方も変わってくるため、それぞれの特徴を理解しておくことが大切です。
同伴時の注意点とマナー
同伴は、お客様との親密度を深め、楽しい時間を過ごすための貴重な機会です。しかし、些細な言動や行動が、お客様との関係を悪化させたり、お店に迷惑をかけてしまうこともあります。ここでは、同伴を成功させるために、特に注意すべき点とマナーについて解説します。
お客様への敬意
- 言葉遣い: 丁寧な言葉遣いを心がけ、お客様への敬意を示しましょう。
- 話の聞き方: お客様の話をしっかりと聞き、共感する姿勢を見せることが大切です。
- 身だしなみ: 清潔感のある身だしなみを心がけ、お客様に不快感を与えないようにしましょう。
お店への配慮
- 時間厳守: 同伴の待ち合わせ時間や、お店への入店時間は厳守しましょう。
- お店のルール: お店のルールやマナーを守り、他のお客様に迷惑をかけないようにしましょう。
- 写真撮影: お店や同伴中の写真撮影は、事前に許可を得るか、控えるようにしましょう。
プライバシーの保護
- 個人情報の管理: お客様の個人情報(連絡先など)は、厳重に管理し、不用意に漏らさないようにしましょう。
- SNSでの発信: 同伴の様子や、お客様に関する情報をSNSで発信する際は、十分な配慮が必要です。個人が特定できるような情報は避け、お客様の許可を得てから投稿しましょう。
その他
- 飲酒: 飲酒はほどほどにし、泥酔しないように注意しましょう。
- 体調管理: 体調が悪い場合は、無理せずお客様に伝え、同伴を断ることも大切です。
これらの注意点とマナーを守り、お客様とお店、そして自分自身が気持ちよく過ごせるように心がけましょう。
キャバ嬢が同伴のお店選びをするときは?
同伴のお店選びは、お客様に「また一緒に時間を過ごしたい」と思ってもらうために、非常に重要なポイントです。
「お店選びって、何となくいつも同じお店になっちゃう…」
「どこを選べば、お客様に喜んでもらえるのか分からない…」
そんな風に悩んでいる方もいるのではないでしょうか?
同伴のお店選びは、回数を重ねるごとに、その重要性が増していきます。
お客様に「また行きたい!」と思わせるために、お店選びで意識すべきポイントを詳しく解説します。お店選びのコツを掴んで、お客様との関係性をさらに深めましょう!
お客様の「食の好み」をリサーチ!お店選びは会話から始まる
お店選びで最も大切なのは、お客様の「食べたいもの」を知ることです。
「せっかく同伴するなら、お客様が本当に食べたいものを一緒に楽しみたい!」
そのためには、まずお客様の最近の食の好みをリサーチすることから始めましょう。
避けるべきは「食べたくないもの」
お店選びで絶対に避けたいのは、お客様が「食べたくないもの」を選ぶことです。
「せっかくお店に来たのに、食べたいものがない…」
そんな状況になってしまったら、せっかくの同伴も台無しですよね。
一緒に美味しく、楽しく過ごすお店を選ぶためには、2人の「食べたい!」をしっかり話し合うことが重要です。
お店を一緒に決めることから、同伴デートは始まっていると言っても過言ではありません。
楽しみにしている気持ちを前面に出しながら、お店を提案してみましょう。
例えば、こんな風に会話を始めてみましょう。
「○○さんは最近、何か美味しいもの食べましたか?」
「そういえば、最近、一緒に〇〇(料理名)食べてないね!どう?」
お客様との会話を通して、2人にとって最高の同伴になるお店を見つけましょう!
賢くお店を選んで、お客様の心を掴む!リーズナブルなお店を選ぶメリット
お店選びで、もう一つ意識したいのが「リーズナブルさ」です。
「せっかく同伴するなら、お客様に気持ちよく楽しんでもらいたい!」
そのためには、お店の価格帯にも気を配る必要があります。
お客様は、あなたと楽しい時間を過ごしたいと思っていますが、同時に出費は抑えたいと考えているものです。
同伴の後は、お店に来店してもらわなければなりません。同伴でのお金の負担は極力減らすべきです!
お客様が自ら「高級なお店に行きたい!」と言ってきた場合は別ですが、自分からお店を提案する際は、リーズナブルなお店を選ぶようにしましょう。
「どうせ行くなら、良いお店に行きたい!」と思う気持ちも分かりますが、高級店ばかりを提案すると、お客様の来店回数が減ってしまう可能性があります。
回数を重ね、お客様との関係性を深めるためには、お客様が負担に感じない金額設定のお店を選ぶことが大切です。
リーズナブルなお店を選ぶことで、お客様は気軽に同伴を楽しめるようになり、結果としてあなたとの関係もより良好になるでしょう。
お互いの好きなもの・嫌いなものなど、パーソナルな情報を共有しよう
回数を重ねたお客様とは、過去の食事などを振り返り、好きなお店や、ちょっと苦手だったお店などの話をしてみましょう。
「○○さん、エビアレルギーがありましたよね!」
「そういえば、○○さんって中華がお好きでしたよね?」
など、お客様の好みをしっかり覚えていることをアピールしながら会話を進めましょう!お客様には、「自分のことをよく分かってくれている」と喜んでもらえますし、ふたりで前に行ったお店の話をすることで親密度を高めることができます。
「最初に行ったお店、緊張したよね!」
「○○さんから教えてもらったお店、テレビで紹介されてましたね!」
何度も一緒に食事をしているからこそできる会話は、お客様にとって特別な思い出となり、さらに楽しい時間を演出できます。
お客様が自分の好みを覚えていてくれたときは、「覚えててくれたんだ!嬉しい!」と喜びを素直に表現しましょう。
男性は、自分のことを喜んでくれる姿を見て、「もっと喜ばせたい!」という気持ちになります。
お互いの好きなものを共有し、共感し合うことで、より一層親密な関係を築くことができるでしょう。
お客様と楽しい時間を過ごすための秘訣
食事中は、お客様にとって特別な「デート」の時間です。
「お店とは違う、あなたの一面を見せて、お客様をさらに夢中にさせましょう!」
キャバクラとは違う、リラックスした雰囲気の中で、お客様との距離を縮めるチャンスです。
キャバクラの時よりも二人の時間を楽しく過ごすことが大切です!
ここでは、食事中の楽しい過ごし方を具体的に解説します。
座る場所にも気遣いを!横並びに座る場合はキャバ嬢が左側に
まずは、座る場所から考えてみましょう。食事中の席選びは、お客様がリラックスして過ごせる空間を作るために、非常に重要なポイントです。
座敷など、対面で座る場合は、お客様を奥の席に通し、自分は入り口に近い「下座」に座るのがマナーです。
自分はお料理や飲み物が運ばれてくる場所に座りましょう!
慣れてきても、お客様への敬意を忘れずに、常に「お客様を立てる」姿勢を心がけましょう。
カウンターなどで、横並びに座る場合は、客様の左側に座ります!!
多くの男性は、女性が利き手側(右側)にいるよりも、左側にいてくれる方が安心感を覚える傾向があります。
これは、無意識のうちに「女性は自分の左側にいてほしい」という心理が働くためです。これは利き手側に座られるよりも、反対側にいてくれた方が落ち着く!という男性が多いからです。
ただし、お客様によっては、右側のほうが落ち着くという方もいます。臨機応変に対応しましょう。もしかしたら、そのお客様は左利きなのかもしれませんね!
席選び一つにも、お客様への気遣いと、相手への配慮が大切です。
メニュー選びは共同作業!距離を縮める「密着」テクニック
メニュー選びは、お客様との距離を縮め、一体感を高める絶好のチャンスです。
お客様がメニューを見ているところに、少しだけ近づいて一緒にメニューを覗き込みましょう!
「何を食べようか?」と一緒になって悩む時間は、お客様にとって楽しい思い出になります。
少しだけ密着することで、ドキドキ感を高める効果も期待できます!
お店の料理を見ながら、基本的にはお客様に選んでもらうようにしましょう!
「美味しそう!」「いいねー」と、一緒にメニューを選びながら、会話を弾ませることが大切です。
自分も何か注文する際は、枝豆や卵焼きなど、金額的に負担にならない一品料理を選ぶようにしましょう。
お客様に「金銭的な負担をかけない」という印象を与えることが重要です。
高価なメイン料理は、お客様に選んでもらう方が無難です。
同伴の最大の目的は、お客様に「またお店に来たい!」と思ってもらうことです。
同伴でのオーダーは遠慮がちにして、同伴での金銭的な負担を減らすことで、お客様は安心して食事を楽しめます。
結果的に同伴回数を増やすことに繋がるでしょう。
普段の接客とは違う雰囲気を演出!お客様の独占欲を満たす!
食事中は、お客様に「特別な時間」を提供し、独占欲を満たすことが重要です。
ちょっと言葉が悪いですが、食事中は、彼女面をしてみましょう。
お客様からすると、飲食店で同伴中ということは周りに感じられたくないものなんです。
お客様は、周りの目を気にせず、可愛い女の子と食事をすることに優越感を感じています。
「彼女ですか?」と聞かれたら、得意気に「はい!」と答えたくなるような、そんな気分にさせてあげましょう!
この「彼女感」を感じさせてあげれるかどうかは、同伴満足度に大きく関わってきます。
そこで、「一口ちょうだい」作戦です!
「ねーねー、それ美味しそう!一口ちょうだい!」
このセリフを、店員さんが料理を運んできたタイミングで言いましょう!
第三者の前で「彼女感」を演出することで、お客様は「俺、モテてるでしょ!」と気分が良くなり、さらに喜んでくれるはずです。効果は3倍になりますよ!
おしぼりで口元を拭いてあげたり、さりげなくソフトタッチをしてみるのも効果的です!
キャバクラでは味わえない、特別な雰囲気を演出しましょう。
キャバクラとは違う雰囲気で、お客様に「自分だけ」という独占感を与えましょう。
同伴ならではの、特別な時間を演出することで、お客様の満足度を満たしてあげましょう。
リピートに繋がる秘訣です。
同伴は、食事を終えた後も大事!同伴後のアフターフォロー
食事を終えたその後は!?
もちろん、キャバクラにご来店いただくわけですが…
お店に直行するのではなく、少しだけ遠回りしてみましょう!
「お腹いっぱいだし、少し歩いてゆっくり行こうよ」
そんな一言が、お客様との距離を縮めるスパイスになります!
「はい、ご飯食べた。はい、同伴ね!」というのではなく、名残惜しい時間を演出することが大事なんです。
同伴はプチデートなんですよ!
2人で一緒に歩いて、食事の余韻を楽しみます。
「あーお腹いっぱい!美味しかったね!本当にいつもありがとう!」
「楽しかったね!また一緒に来たいな!」
と会話しながら次の約束までしちゃいましょう!
キャバクラ店に入る前に、「今日は本当にありがとう!寝てると思うけど仕事が終わったら連絡するね!」と言いましょう!この一言が、お客様の心に響きます。
お店の中で言われるのと、お店の外で言われるのは、意味合いが全く違います!
お店の中では客ですが、お店の外での会話は彼氏っぽいですよね!
キャバクラで飲んだ後に、「今日はありがとう」というお礼の言葉。
同伴してお店に入る前に、「今日はありがとう」というお礼の言葉。
同じ言葉で、同じお礼なのですが、言うタイミングと場所でその効果は全然違うものになるんです!