キャバクラの求人には短期・単発OKと書いていますが、実際は採用しないお店がほとんどです。
キャバクラが短期バイトを採用しない理由は、入店したばかりの女の子が指名が取れる様になるまで時間をかけて育てても、育ったタイミングで辞められてしまってはキャバクラ店にメリットが無いからです。
短い期間だけキャバクラでバイトをしたい女の子は、何件も面接に行くよりキャバクラ派遣会社に登録したほうが早く働く事が出来ます。
キャバクラが短期バイトを採用しない理由
キャバクラは短期で働きたい女の子を基本的に採用しません。
短期の女の子を採用しない理由は、キャバ嬢とお客様との関係性にあります。
キャバクラは、お客様がお気に入りのキャバ嬢を指名する事でお店にお金を落とすシステムです。
お客様から指名を貰える人気嬢を育成する事で、キャバクラ店は利益を伸ばします。
どんなに美人なキャバ嬢でも短期だと、指名を貰えるキャバ嬢に育つ頃には退店する流れになってしまいます。
キャバクラ店が集客を維持するために、長く勤めてくれる女の子にお客様を託したいと考えるのは自然な事です。
- お店が女の子にお客様を提供
- お客様が女の子を気に入る
- お客様がリピート来店してくれる
キャバクラの利益になるまでの流れは①~③の③の時点です。
1か月後にお店を辞める事が決まっている女の子に①の様なチャンスを与えません。
すぐに辞めてしまう女の子の事をお客様が気に入ったとしても、先に繋がるものが無いからです。
短期間でも繁忙期なら採用される
基本的にキャバクラで短期限定で働く女の子を採用する事はありませんが、繁忙期に限り採用されます。
もし、キャバクラで単発バイトをしたいのであれば繁忙期をめがけて面接にいきましょう。
例えば次の様な2パターンの女の子がいたとしてどちらを採用するでしょうか?
- 3か月後に辞めるフル出勤
- 週1日しか働けないけど長く働ける
極論ですが上記の2タイプなら後者の「週1しか働けないけど長く働ける」女の子を採用します。
しかし猫の手も借りたい超繁忙期になると話は別です。
キャバクラがもっとも忙しくなる繁忙期は年末の12月です。
毎年11月になると、年末の人員確保のためにキャバクラの求人募集も増えますし時給相場も跳ね上がります。
キャバクラで短期バイトをしたいのであれば11月に面接に行くと受け入れてくれる可能性が高いです。
キャバクラで短期バイトをする時の注意点
超繁忙期にキャバクラで採用されたとしても注意しないといけない点があります。
短期間しか働かない前提で入店する女の子は次の事を覚えておきましょう。
キャバクラは退店するまでの期間が長い
キャバクラを退店する時は「退店報告を数か月前までにしてください。」という規約があります。
一般的な期間は退店1か月前で、店長に報告して許可を貰わないと辞められない。という規約です。
面接の段階で辞める日を伝えた上で入店していれば何も問題ないのですが、短期間で辞める事を伏せたまま入店してしまうと、辞める時にトラブルになりかねません。
また退店報告をしてから辞めるまでに数か月かかるお店もありますので、短期で辞める前提なのであれば必ず面接時に伝えておきましょう。
時給は上がらない
短期間のバイトで入店した場合は時給はほぼ上がる事は無いです。
お客様から指名を貰って人気が出ればキャバクラの時給は上がりますが、短期で辞めてしまう女の子をフリーのお客様の席には付けません。
自分の持っているお客様を呼ばない限り、指名が広がる可能性が無いので最低ラインの時給設定になる可能性が高いです。
出勤調整されやすい
キャバクラはお客様を呼んでくれる人気嬢を優先的に出勤させます。
売上を持ってない女の子はお店が暇になると出勤調整されてしまいます。
出勤調整とは「今日は休んでください」「お店が暇になったので今日は帰ってください」など働く時間をカットされる事です。
短期間で辞めてしまう女の子と長期的に働く女の子とでは出勤の待遇も異なります。
キャバクラで短期バイトをするなら派遣がおすすめ
短期間限定でキャバクラでバイトしたい方はキャバクラ派遣がおすすめです。
レギュラーとしてキャバクラで働くには、それなりの出勤数や期間が求められますがキャバクラ派遣なら大丈夫です。
キャバクラ派遣が短期バイトに向いてる2つの理由
キャバクラで短期バイトをするならキャバクラ派遣が断然おすすめな2つの理由を紹介します。
- 自由出勤、自由退会が1番の魅力
- 衣装を準備しなくても働ける
キャバクラ派遣は「自由出勤」「自由退会」ですから好きな時に働けて好きなタイミングで辞める事も出来ます。
自分の都合で自由に活動できるのでお店側からの催促など一切ありません。
次にキャバクラで働く為にはキャバドレスやハイヒールなど自前で準備しないといけないものが沢山あります。
お金を稼ぎたくて働くのですが、キャバ嬢になる為には先行投資が必要です。
キャバクラ派遣ならレンタル衣装があるのでナイトワーク経験が無い女の子でも初日から活躍できます。
キャバクラ派遣で短期バイトする時の2つのデメリットは
出勤など自由度合いが高いキャバクラ派遣ですがメリットばかりではありません。
在籍には無いキャバクラ派遣ならではのデメリットもありますので紹介します。
- お店が暇だと早上がりさせられてしまう
- 働くお店が安定しにくい
キャバクラ派遣は自分の好きな日に出勤できる自由がありますが、逆にお店が暇な状態だと必要とされません。
その為、お店が暇だと出勤しても2時間で早上がりになってしまったり、閑散期はお仕事が無い日もあり得ます。
在籍しているレギュラーさんでは考えられない不安定要素なので気を付けましょう。
次に、キャバクラ派遣の女の子は基本的に毎日違うお店に派遣されます。
お客様の来店予定があるお店からランダムに呼ばれるので慣れた環境で働きたい方にとってはデメリットです。
短期バイトに向いているキャバ派遣のシステム
キャバクラ派遣には勤務時間や勤務場所が安定しないデメリットはありますが、自分の好きなタイミングで働けるメリットは魅力的です。
短期で都合よく働きたい!という希望がある以上、ある程度のデメリットは仕方ない許容範囲では無いでしょうか?
メリットとデメリットを比べても短期間で稼げるキャバクラ派遣のシステムは利用して損は無い良いシステムだと思います。